パナマ運河
自分にとって
今回の旅の中でも このパナマ運河のことを
知れたことは本当に大きかった。
名前は知っていた。習った記憶があるから。
ただ それぐらいだった。
だけど そんな一言では終わらないほどの歴史があった。
これは船から見た写真。
私たちは今から左の方に向かって パナマ運河を通る。
通過する運河は幅が決まっており
私たちが乗ってる船は 幅がほぼマックスで
ギリギリ10㎝ぐらいしか余裕がなかった。
「パナマ運河を通過するのに約8時間かかります」という説明を聞いて
「はい⁉そんなに時間かかんの⁇」と 何度聞いても言われてる意味が分からず・・。
でも通ってみて はじめてその意味が理解できた。
まっすぐ進むことのできないところに それなら
ダムのように水を溜めて船を動かせばいいと
100年も前に考えて がんばったものだった。
水がいっぱい溜まっている上にいる この船。
船の先にある門が開いて 次に進むところに
ここの水が移る。
そうなると水が減るため 浮いてた船は下へ下がり
次に移動する場所に 水が溜まり始める。
そして門が開き 船は移動できる。
この水を1つ1つ溜めるのに 約2時間ほど時間がかかる。
そして何よりも驚いたことが
この水は自然の海でも湖でも川でもなく
何もない土地に 船を通すために造られた
人工の湖だということ。
天才すぎる。
通る前も後も 運河には無数の船が停泊してた。
夜中に見た光景は 船のライトがいっぱい至る所にあり神秘的だった。
これは 運河を通る順番を待っていたり
海では勝手に停泊できないけど ここでは良いらしく
お金を払って停泊しているらしい。
向こうに見えるビル群は アメリカなどが建てた いろんな企業だそうだが
これがまた私には なんだか不気味に見えた。
摩天楼とは ニューヨークよりも こちらが近いように思えた。